昨日、会議終了後の雑談で遺産相続のことや資産運用の話になった。私以外は全て現役世代の女性3名。引退はまだ大分先のこととはいえ、老後の生活設計(主としてお金のこと)をどうするのかについては大きな関心事のようだ。

現役引退後、年金だけでは暮らせないこと、親の介護をどうするか(どうなるか)、遺産相続への対策など、家庭の事情によりいくつもの課題があるためだ。

引退後の準備は「貯蓄&働けるうちは働こう」だけ?

巷では、夫婦の老後資金は5000万は必要だとか、長生きするなら1億はほしいとか喧しいが、私が特に気になるのは、引退するその時までに資金を作っておくことを前提にした話が圧倒的多数だということ。どうも老後はその貯蓄を取り崩していく生活をイメージしているらしい。みんながそんなに多額の貯蓄をできるとは思えないんだけど。

えっ、それだけ?いやいや、もうひとつの解決策も挙げられている。それは「体が元気なうちは働けるだけ働こう」だ。さすが勤勉な日本人らしい解決方法ではある。確かに体を動かして働けば健康にも良いし、人にも喜ばれ、お金も入ってくる。

が、ちょっと待って!今まで何十年も働きづめできて、更に病気で倒れるまで働けって?それじゃあ、ハッピーリタイアどころじゃないよね。うーん。働きたければ働くのは良い。でもそれじゃあ、憧れの海外長期滞在生活は?好きな趣味に没頭する時間は?それに何と言っても元気なうちにしたいことをやるってことが大事なポイントなのでは?

引退生活のイメージは?

ここで私の引退生活のイメージを紹介しておくと、まずは労働生活からはキッパリと身を引き、ボランティア活動、趣味、旅行など、やりたいことだけをやる生活のこと。へぇ、そんなに年金もらってるのって?いえいえ自慢するわけじゃないけど、私の年金は介護保険料(年額10万弱)天引き後で、月額13万程度。これでは月々の生活費だけで終わってしまう。

投資経験を積んでおいて良かった!

では旅行費用とか、家の改修費用とか、その他もろもろの臨時出費はどうしているかと言うと、株の売却益が資金源だ。投資歴は10数年、リーマンショック後の忍耐生活も、アベノミクスやトランプショックもうまくこなし、現在に至っている。さすがに今までの収益を明かすのは控えるが、引退後も更に貯蓄を増やし続けているのは確か。

因みに我が家の場合は長年共働き夫婦なので、夫とは生活費は折半、資産管理は各々で行なっている。そしてずっと働いてきたからこそ経済的自立を果たせたのだと実感しているところ。また早めに投資経験を積んでおいたことも老後の不安を最小化するのに役立っている。

株取引の練習にはシュミレーションで経験値を積んでおくのがお勧め

で、冒頭の話に戻ると、金融資産を増やすために株式投資をやってみたいけど、どこから始めれば良いのかわからないということだ。昨日のメンバー以外にもそう思っている人が多いのでは?そこで、まずはyahooファイナンスなどのツールを使ってシュミレーションから始めることをお勧めした。

シュミレーションの方法は?

やり方を簡単に説明しておくと、まずはパフォーマンスや損益などの表に自分が参照したい項目も追加した上で、この金額で何株買ったと仮定して数字を入れ、それを追跡しながら相場感を養うというもの。

実際の取引はスタート時期を選ぶのが大切

私はこのシュミレーションをせずに始めてしまったので、実際の売買を通じて試行錯誤することになったわけだが、リーマンショックのだいぶ前の底値圏に投資家デビューしたのが幸いだった。もしリーマンショックの直前に始めていたら大変なことになっていたに違いない。そんなことからスタート時期の大切さは身にしみて感じている。安全な運用をしたければ、みんながそっぽを向いている時がチャンス。今は難しい時期だと思う。

相場観を養うために世界情勢や経済の動きに敏感になろう

過去20年以上の相場の動きも参照したり、日々の政治経済ニュースに敏感になったり、国際関係のパワーバランスに関心を持ったりと、多方面にアンテナを張りつつ、このシュミレーション方式で相場感を養っておくことをお勧めしたい。