ポールが出かけた先でいろいろな人と知り合うことは以前から度々触れてきたが、今回は仕事に関係した話題から。

買い物ついでに仕事もゲット!

ポールが近所のスーパーでお弁当を物色中のこと。たまたま近くにいた男性に「スミマセン、コレワナントイウサカナデスカ?」と聞いたところ「メロだよ」と教えてくれたそうで(因みにアメリカではChilean Seabassと呼ばれているらしい)、そんな些細な話をきっかけに「ちょっと仕事をしてみないか」というところまで話題が急展開したとのこと。

ポールらしい話ではあるけれど、相手も只者ではなさそう。普通の日本人ならこうはならないと思い、よくよく聞いて見ると彼は外国暮らしが長かったようで、英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、中国語を話せるとのこと。元商社マンで、現在会社経営者、おまけにスーパーで買い物中に人材スカウトをやってのける行動力や眼力からすれば、有能な人物に違いない(と、私の勝手な推測)。

後日仕事のトライアルを兼ねて彼の会社に面接に行き、その場で仕事をしてきたと言う。内容を聞いてみると、ビジネスマン向けのeラーニング教材の原稿校正とナレーションを録音する仕事だそうだ。校正の件ではちょっと考え方の相違もあったようだが、ナレーションに関しては期待以上だった様子。ぜひ続けてやってほしいと頼まれたが、ポールには他にも予定があるので、ひとまず2日間だけ働いてみたそうだ。

アメリカでは一社で長期勤続していた彼のこと。仕事に関しては手を抜かない性分ということもあり、接した人たちにはきっと信頼されるのだろう。それでも社員として働く気はなさそうなので、こんな形で時々働ければ御の字といったところか。

★下記に後日談あり。

ポールに向く仕事って?

他には何がやりたいの?と聞くと、引越し屋さんなどが良いと言う。えーっ、若い時ならそれも良いかもしれないけど、これから力仕事というのはキツイのでは?と言ってみるも、実は身体を使う仕事の方が好みだと言う。

それなら他にどんな仕事があるか調べてみようということになり、日本で暮らす外国人が参照するサイト(craigslist)を覗いてみた。すると、私の目に飛び込んできたのが、Cyclo tour Drivers の募集記事。要するに自転車の前に座席を取り付けた観光用自転車の運転手だ。一緒に旅行したホイアン(下記の写真参照)をはじめ、アジア諸国の観光地ではとてもポピュラーなものだ。

ホイアンの夕暮散策(Cyclo tour Drivers)

ホイアンの夕暮散策で見かけたCyclo tour Drivers

へー、日本でもこんなサービスを始めたのねと感心しつつ、これは「身体を使う&英語のガイド」ということなので、ポールにはピッタリなのでは?と水を向けたところ、本人も興味深々。近いうちCyclo tour Driverのポールを見ることになるかもしれない???そうしたら、私は最初のお客になってみたい(笑)。


【後日談】上の話を聞いたのが昨日の水曜日のこと。今日、近所でバッタリ遭遇したので話を聞いてみると、今3日目の仕事帰りだそうで、明日もまた行くことになったと言う。今日は編集作業も気に入ってもらえたそうで、本人も嬉しそう。当分の間はこの仕事を続けることになりそうな雲行きなので、観光自転車体験ができるのはまだ先のことになりそうだ。