スペインから帰国してからというもの、イベントや家庭内の雑事、美容院やネイル、更に歯の治療に行ったりと、なんだかいろいろと忙しい。ついついブログの更新をサボっていたので、今、あわててこの記事を書いているところ。

さて、ここ一か月近くお休みしていたポールと私の日米会話(実は来週もお休み)。帰国後最初の回なので話題はどうしてもスペイン旅行の思い出話に。そんな中で他の人にも多少は参考になりそうな話題をひとつだけ取り上げてみたい。

スペイン旅行中に苦労したWi-fiのこと

私の場合、旅行中も多数の写真をDropboxに転送したり、ブログを書くために写真をアップしたりしていたので、Wi-fiの遅さがストレスになっていたわけだが、実はネットの閲覧中心で転送量もそれほど多くないはずのポールも結構ストレスになっていたと言う。

たまたま私たちがスペイン旅行中に宿泊したのが短期滞在者向けのアパートだったことから、私はそれが原因かと思っていたのだが、ポールによれば普通のホテル(マドリッド初日に滞在)でも、レストランやカフェでもやっぱり遅かったとのこと。

また彼は一人で行動することもあったので、試しにあちこちで接続実験?してみたらしい。それでもやっぱり「スペインのWi-fiは遅い!」と感じたのだそうだ。ということはWi-fiの普及率は高いとはいえ、スピードはやはり全体的に遅いのかもしれない。

そこで、その原因について二人で勝手に推測してみた。

「もしかして、あちらの回線は古いタイプのメタル(copper lines)しか使っていないのでは?しかも回線もすごく細いのかも」とか、

「設置しているルーターの能力が低いのでは?」とか、

「光ファイバー(fiber optic lines)なんてほとんど使われていないのでは?」とか、

「そうそうヨーロッパは古くからインフラ整備が進んでいたから、新しい技術の導入は却って遅れてしまっているのかも」とか、、、。

スペインの情報通信事情を調べてみた

結局真実はわからないまま推測話で終わってしまったのだが、私はこういうことがどうも気になる性分なので、後で一応調べてみた。すると、総務省の管理・運営による「世界情報通信事情」のスペインについて書かれた記述を見つけた。他にもいくつか参考にしたが、とりあえずここだけ引用しておくと、

(以下は上記リンク先からの引用)
2015年6月末現在、ブロードバンド・サービス加入者数は1,299万である。接続技術の内訳は、DSL:64.8%、ケーブル:17.3%、LAN/FTTx:17.3%である。普及率は27.6%で、OECD加盟34か国中22位である。事業者別シェアは、2015年6月末現在、テレフォニカが全体の5割弱のシェアを占める。モバイル・ブロードバンド加入者数は、2014年末時点で3,627万、普及率は78.1%で、OECD加盟国平均の81.3%を下回っている。

OECD加盟国平均を下回っているとはいえ、2014年時点ですでにモバイル・ブロードバンド契約者が固定回線の契約者の3倍近くあることや、ケーブル(光回線やケーブルテレビ)より、スピードの遅いDSLの方が圧倒的に多いことからも、私たちの推測はあながち間違ってはいなかった模様。現地SIMを使えばそこそこのスピードが出ていたことからしても、モバイル重視になっていることは確か。やっぱりね。

これを調べているうちに、各国の高速通信の現状なども気になってきたので、引き続き注目していくことにしよう。

それにしても、これからヨーロッパに行く際は、現地で購入するSIMカードをできるだけ大容量にしておく必要がありそうだ。